デジタルカメラの比較と感想

現在使っているのは、Caplio R7, Nikon D200, Xacti DMX-C6 です。 Caplio R3 が故障したので、Caplio R7 を購入しました(2008/1)。 バッテリに互換性がないのが残念でしたが、やはり細かい操作性がよくなっています。 もったいないですが、Nikon D70 は引退に近いです。 (2009/1/6記)


Olympus E-1
職場で1台という時に、D70と比較して E-1 を購入してもらいました。 理由は、センサにノイズがつかないことだけです。センサクリーニングに出す のが職場だと費用とか時間とか結構面倒なので。 使用頻度が少ないこともあって、特にトラブルはありません。 D70 と比較するとファインダは良いのですが、それでも MF には、まだ不足す る感じです。また起動に時間がかかる(たしか4秒)ことが、気になります(気に ならない人もいるレベルですが)。また、これは慣れでしょうが、液晶の表示 から記録されているファイルの仕上がりの予想が D70 より外れます。ボタン があちこちについているのも、あまり使わないでいるととまどいます。ボディ をもった感じとか悪くはないんですが、職場でも大量に撮影が必要なら、慣れ たボディ(D70, D200)を持ち込んでしまいます。 (2007/08/31)
Canon Kiss Digital (初代)
Canon Kiss Digital (初代)をお借りしました。最近中古で安くなっています が、お勧めではないなという感想です。 電源 ON から使えるまでの起動時間の長さ、シャッターを切って CF に書き込 み中は再生動作が制限されるなど、使い勝手がいまとなっては、よくないです。 Kiss Digital-N, X で、どう変わっているかは分からないですが。 (2006/12/03)


このページも、もう古い情報になってしまった(2002年10月に記述)ので追加を(2006/11)。

このあと、Nikon D70を発売日(2004/3)にレンズキットで購入し、一時は D70 ばかり使っていました。初めての一眼デジカメでしたが、起動速度、電池の持 ちがよく、コストパフォーマンスは高かったと思います。外れの個体だったの か、修理に数回出すことになりましたが、いまでも十分に使えると思います。 9000枚ぐらいは撮っています(2006/11)。

D70 のあとに購入したのが、Ricoh Caplio R3, Nikon D200, Sanyo DMX-C6 です。D70, D200, R3, DMX-C6 それぞれの感想はというと

Nikon D70
いまはサブになってしまいましたが、初めて買ったデジタル一眼レフカメラで す。動作は十分に速いし、なんといっても電池の持ちがいいです。 朝、満充電にして出かけられるなら、1日の撮影なら、予備電池は不要だと思 います。raw だと連射は4駒までですが、実際には CF に書き込んでしまえば バッファは、その分開放されるような設計なので、1秒に1枚ぐらいだったら、 バッファフルを気にする必要はありません。当時としては画期的な設計だった のではないでしょうか。 ファインダに不満があったこと、外れの個体だったのか修理に何回か出すこと になったので、もう一台欲しくなって D200 を購入し、サブ機になりました。 でも、持ちやすいし、軽いし、電池は持つし、ファインダ以外は今でも気に入っ ています。

(2006/12 追加)今中古で買うのは、あまりお勧めでないかもしれま せん。というのも、私の個体だけかも知れませんが、故障が目立ち始めている ため、はずれを引くといやかなというだけですが。 中古保証期間内に思いっきり使う予定があればいいと思います。

Nikon D200
D70 のファインダが不満で買いました。重さと電池の持ち以外は不満がほとん どありません。購入から現在までで3000枚ぐらい撮影しました(2006/5から 2006/11)。 このファインダなら MF でピントが合わせられます。 1000万画素の RAW は結構PC(Pentium 4@3GHz HT off, 2GB RAM)の処理が重いです。 露出計の Ai 連動は、ほとんど活躍していませんが、Sigma の MF 8mm 魚眼を 買ったので、そのときは便利です。
D70 の後継としては D200 ではなくて、D80 ですね。 ほとんど Ai 連動なしでいいので D80 が微妙に欲しくなります。 といっても、D200 の完全の置き換えも出来ないし、D70+D200でとどまってい ます。
Ricoh Caplio R3
気に入って使っていますが、購入を決めるまでは結構迷いました。 とくに同じ Ricoh の GX8 は迷いました。 要求としては 28mm から、マクロと、暗さに強いこと、電池が持つことです。 できれば SD-Card にしたいというのもありました。 比較して当時、暗さに強いのは Fuji のハニカムタイプですが、28mm からは なく(ワイドコンバージョンレンズも考えたのですが、やはり使わなくなると 思います)、マクロに弱い、xD-picture カードというのが決め手に欠けました。 Canon や Panasonic にも 28mm からはあったのですが、マクロに弱く(マクロ モード時に、撮影距離が50cmぐらいまでになる)、暗いほうへの強さは同程度 でした。GX8 は、マニアックな機種で面白いのですが、新しい Calio R3 にし ました。
結果、便利に使っています(2006/1に購入で 2006/11 までに3000枚ぐらい撮影)。 操作系は GR Digital と、ほぼ同じで色々な動作も速いです。 これに、慣れたので買い替え時には、動作の速さ、電池の持ち、マクロ、28mm から、というのを譲れないです。 不満は暗さに弱いこと(Caplio R5 は ISO1600までになった)、動画に弱い (320x240 で音声がきれいでない)ことです。
Sanyo DMX-C6
動画を撮影する必要が出たので、定評があるので購入しました。 一つ前の世代も安かったのですが、画素混合による感度アップがあったので、 DMX-C6 にしました。動画は、音声(ステレオ)のクオリティが他のデジカメ より高く、動画圧縮率もいいです。
欠点は、電池の持ちが悪いこと、ACアダプタ使用時は三脚が使えないこと、広 角に弱いこと、静止画のクオリティが低い(1600x1200 ぐらいでないと不満が 残るし、画素混合による感度アップもなく、ストロボもいまいち)ことです。
とはいっても、動画については気に入っています。 動画の出番が少ないので撮影枚数は多くないです。 後継機は防水(?)になった代わりに三脚穴が無くなったようです。
です。


Nikon CoolPix 910 (E910)
E900 より動作が速くなったといわれていたが、今となっては遅い。 オートゲインアップがなくて、フラッシュを光らせる基準が手振れの限界の微 妙なところなので、暗いところでは手振れに注意。 緑(草花)の鮮やかさが今一つとなることがありました。 ノイズが少ない、望遠側でマクロが出来て便利なのが○です。 撮影条件は違いますが、下の Fuji FinePix より、画質もよく好きでした。 SONY Cybershot との比較は、色は Cybershot の方が鮮やかでいい印象を持ち ましたが、それ以外では E910 の方がいい面もあります(もちろん逆の面も)。
Minolta Dimage 7
ピント合わせが遅いです。今時のデジタルカメラの割に連写も出来ません (約1コマ/秒)。 raw image の保存はとても時間がかかります。 それと撮影後、次の撮影が可能になるまでファインダが真っ黒になるのが、 好きではありません。 たまにピント合わせが、コントラストの極値を検出してボケボケになります。 電池や電池ボックスの電極の汚れに対してシビアです。 瞬間的に大電流を流すのか、汚れていると電池が全然持ちません。
スポットでピントを合わせることも出来るし、 28-200mm相当のレンズも、便利だし、 画質も素晴らしいと思います。 使いこなしが必要なカメラといったところでしょうか。
(以下は 2002/10/26 追加)
有償のファームウェアアップグレードで、ピントはましになりました。 電池の持ちが悪い(電流食い過ぎで、電池の容量を生かせない)のが最大の欠点 だと思います。 操作系は、よく考えられていると思う(シャッター半押しのま ま保持すれば、ピントはそのままで次のシャッターチャンスを狙えるとか、フィ ルムカメラに近い)のですが...
テレビ出力は、それほど解像感の高い画像ではないです。
Fuji FinePix 700
今となっては古い機種です。 研究室内など屋内で使うことが多い(かった)のですが、手振れしやすく、絞り 開放での画質も今一歩です。
Fuji FinePix 4700Z
フジの最初のハニカムCCDモデルです。 最大解像度ではなく、半分に圧縮して記録した時の画像はきれいに見えます。 研究室内など屋内で使うことが多いのですが、手振れしやすく、絞り開放での 画質も今一歩です。暗いところには独特のノイズがのります。 屋外では画質がいいとも聞くのですが、屋内でばかり使っているので個人的な 評価は低いです。 単3型2本なのは○ですが、電池の持ちはあまりよくない気がします。 80秒の動画は便利です。
SONY Cybershot DSC-S50
ビデオ用リチウムイオン電池を使っているだけあって、電池の持ちは抜群です。 オートゲインアップがあるので、手振れはかなり少ないですが、ノイズが増え ます。接写がワイド端でしか出来ないのが不満です。メモリスティック(高価) なのも×。 TIFF 形式での画像の記録はとても時間がかかります(Dimage 7以上の気が)。 動画撮影機能がついていますが、さきに記録時間を決めなくてはいけません。 また撮影ボタンを押すと途中で撮影終了することが出来ません。動画撮影はお まけの扱いなのでしょうか。 動画の操作系以外は、上記の Fuji FinePix より個人的評価は上です。
Nikon CoolPix 5000
最初の設定は、かなりとまどいました。 Dimage7 と比較して、電池の持ちがいいです。 テレビに再生画像を写した時の画質も気持ちいいです(テレビに写る撮影中の画像は、それほどよくない)。
(2002/10/26 記)


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