2-2マイコン単体基板の製作

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 USBSPYDER08 を接続しないで動作する基板を作成します。部品表を表2-2-1に、部品の一覧を図2-2-1に示します。図2-2-2に回路図を、図2-2-3に部品配置図を示します。以下のように基板の作成、テスターによる確認、ソフトウェアの書き込みをしていきます。図2-2-10 の成功の秘訣も参考にしてください。

 

1)   基板に部品を半田付けしていきます(図2-2-4)。背の低い部品から取り付けていくと、基板を裏返したときに安定します。万能基板を使うため、部品の取り付け位置がわかりにくいので、まずICソケット(切り欠きのある側が左)を取り付け、それにあわせて、半固定抵抗(VR1)、積層セラミックコンデンサ(C1, C2), 抵抗(R1, R2, R3), LED(LED1)をつけ、最後に背の高い、三端子レギュレータ(U2), コネクタ(CN1), 電解コンデンサ(C3)をとりつけるといいでしょう。

2)   基板上のジャンパ(図2-2-4の青い線)をとりつけていきます。ジャンパには、部品の足か、鈴メッキ線を使います。13本あるので、確認します。

3)   半田面のジャンパ線をつけます(図2-2-5)。こちらは1本です。

4)   ビニール線のジャンパを取り付けます(図2-2-6)。これで基板は完成です。

5)   CdS にビニール線をとりつけます(図2-2-7)。CdS には極性がないので、ビニール線の色は気にしなくて構いません。

6)   基板と CdS, 電池ボックスを繋ぎます。CdS は、グラウンドと、ICの5ピンと繋ぎます。電池ボックスは、グラウンドと U2 の左端のピンに繋ぎます。

7)   ここまでの配線を確認します。テスターで、IC ソケットの 3, 4ピン間の抵抗を測り、ショートしていないことを確認します。同様に、電池ボックスのプラスとマイナスの間で抵抗を測り、ショートしていないことを確認します。

8)   電池を入れ、テスターですばやく、ICソケットの 3, 4 ピン間の電圧が 3.3V (3がプラスで、4がマイナス)であること、CN1 の中央と右の間が電池の電圧になること(中央がプラスで、右がマイナス、電圧は電池の状態によるが 5-7V ぐらい)を確認します。

9)   問題がなければ、3章を基に、ソフトウェアを書き込んだマイコンを IC ソケットに挿し、CN1 に R/C サーボを取り付けます(図2-2-9)。マイコンは左側が切り欠きのある側に、サーボは右端が黒い線のある側になっていれば正しい向きです。

10)              半固定抵抗を調整し、CdS が感じる明るさが変化したときにサーボが反応するように調整します。左に回すと、敏感に、右に回すと鈍感になります。


2-2-1 マイコン単体を利用する場合の部品表

部品番号

部品名

メーカ

型番/値

個数

R1

1/4W,(1/8W)炭素皮膜抵抗

 

1kΩ

1

R2, R3

1/4W,(1/8W)炭素皮膜抵抗

 

10kΩ

2

VR1

半固定抵抗

 

10kΩ

1

CdS1

CdS

 

 

1

U1

マイコン

FreeScale

MC9S08QG4

1

U2

3.3V 三端子レギュレータ

東芝

TA48M033

1

C1, C2

積層セラミックコンデンサ

 

0.1uF

2

C3

電解コンデンサ

 

10V 100uF

1

LED1

LED

 

 

1

CN1

ヘッダピン

 

1×3

1

 

電池ボックス

 

3×4用

1

 

ラジコンサーボ

 

 

1

 

万能基板

サンハヤト

ICB-86

1

 

ICソケット

 

8ピン用

1

 

ビニール線

 

 

50cm

 

スズメッキ線

 

 

30cm

 

熱収縮チューブ

 

 

10cm

2-2-1マイコン単体基板の部品(マイコンなど一部を除く)

2-2-2マイコン単体基板の回路図


2-2-4 部品とジャンパの配置

2-2-5 半田面のジャンパ(R/Cサーボのグラウンド)

 

2-2-6 部品面のビニール線によるジャンパ(R/Cサーボの電源)

 

 

(a) ビニール線とつなぐ。ショート防止のため熱収縮チューブをかける

(b)実際に箱に組み込むときは、一度外してもう一度付け直す

2-2-7 CdS への配線(極性はない)

2-2-8 CdSと電池ボックスへの配線を繋ぐ

2-2-9 マイコンとR/Cサーボのコネクタを挿す

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