RadioShark2 の改造

エアチェックを HDD レコーディングでやりたいと思って、RadioShark2 を購入しましたが、感度が悪いので改造してみました。

改造の実際

分解

分解は、他の方のページにもある通り、底面のゴムシートに隠されているネジを緩めて底の金属の台を外します。そのあと、筐体をひねるようにして接着を外します。接着剤は使われていないようですが、筐体のプラスチック同士が全周を超音波接着(熱接着)されているようなので、筐体を何度もひねるようにして、接着を壊し、隙間が出来るようにします。ある程度接着が外れて、隙間が出来るようになったら底面からドライバーなどを差し込んで2分割します。接着以外に片側にピン、片側に穴があって、互いを差し込むようにして組み立てられています。全体を均等に持ち上げるようにしないとピンが曲がります(曲がりました)。

外部アンテナをつける

いろいろやってみたのですが、結局以下のような改造になりました。

FM 側の改造は、データシートの回路を真似しています。ちょうどの値の部品が店頭になかったので、近い値のものを使っています。

改造後の様子
それから、AM 受信には高いところに設置するほうがよさそうだったので、上のほうに穴を開け、カーテンレールから紐でつるすようにしてみました。

改造後の全体図

玄箱PRO で使う

shibata(hi)さんの LinuxでRadio Shark2 (その3:一応出来た編) にある shark2.c を使って、Debian 化した玄箱PROで録音・再生してみました。音質については AM はミニコンポ並、FM はミニコンポ以下、感度は改造後の AM はミニコンポ並、FM はミニコンポと同等か以下というところでしょうか。音質・感度共にちょっと不満が残ります。

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