Microchip MPLAB-ICD

はじめに

MPLAB-ICD が来たので写真をとってみました。

外箱外箱 パッケージの中身パッケージの中身
80 x 60 thumbnail imageDEMO board, ICD header, ICD module などが包まれている
80 x 60 thumbnail image中を取り出したところ
80 x 60 thumbnail image裏側

MPASM and MPLINK PICmicro QUICK REFERENCE GUIDE (DS30400) というのが ついていました。これは便利そうです。

ちょっと使ってみると

その1

サンプルプログラム(DEMO board 上の半固定抵抗で分圧した電圧を A/D コンバータ で読みとり、その値をLEDに出力するもの)を動かしてみました。 ステップ(アニメーション)実行(レジスタ値が読め、実行している行がソース 上で反転表示される)だと順に実行されるのが良くわかり面白いです。 反面、このときは一ステップの実行に結構時間がかかります。 シミュレータの方が速いです。 シリアルケーブルでのデバッグなので通信に時間がかかるのは当然なのですが、 うまくブレークポイント(1箇所)を指定し、そこからステップ実行するのが 基本的使い方のようです。

その2

やはり、遅いです。論理があってるかどうかまではシミュレーションで 確認するのがいいでしょう。 またデバッグモードにした PIC は ICD モジュールがつながっていないと 正常動作しないようです。watch dog timer を間違って設定した時のように 定期的にリセットします。

実行を途中で止めて RAM を書き換えられるので 入出力部分を作らなくてもパラメータを変えてみることが出来るのは便利です。


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