Diskless boot of OpenBSD/sparc, NetBSD/sparc

Sparc IPC が手に入ったので、NetBSD/sparcは使っているので OpenBSD/sparcを入れてみることにしました。 インストーラの起動は、floppy, partition, だと簡単なのですが、 あとあとのためネットワークブートに挑戦することとにしました。

OpenBSD/sparc 2.4, NetBSD/sparc のネットワークブートは次のようになります。

  1. PROM Monitor で boot le() する
  2. PROM Monitor が RARP で、IP address を得る(SparcStation 固有)
  3. PROM Monitor が TFTP で、boot を読む(SparcStation 固有)
  4. boot が、BOOTPARAM protocol で root fs の名前を得る(OpenBSD/sparc, NetBSD/sparc)
  5. root fs が NFS mount される(OpenBSD/sparc, NetBSD/sparc)
  6. kernel(/bsd, /netbsd) が起動(OpenBSD/sparc, NetBSD/sparc)

そこで、

を準備しました。

ところが、1,2,3,4,5,6と順調にいって kernel が起動した後、 コンソールには

RPC: timeout for server 0xa5d3f33
というのが出て、tcpdump で見ていると
20:16:11.509700 10.93.63.71.930 > epoch.1022: udp 76
がえんえん続いてしまいます。

同じ手順で NetBSD/sparc 1.3.2 だと起動できました。

見直していくと、/etc/bootparams に swap のエントリがないと RPC: timeout ... になり、あっても実際には利用できないと panic になってデバッガーに落ちるようです。swap エントリを用意すると 起動できました。MFSだけで動くものと思っていたのですが。

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